まだ妻と知り合う前の夫の旅です。会社の後輩と2人でフレックス休日を利用して車で旅してきました。

1日目

 会社を3時過ぎに退社し、私の車のカルディナで直江津へ。ここからフェリーに乗る。新潟からという手もあったが、直江津からのほうが安かったのでこちらにした。出発は夜の11時55分。木曜というせいか大部屋はがらがらで、窓際に陣取ることができた。すぐには眠れないだろうと思ってたが、仕事で疲れていたせいかすぐに眠れた。

2日目

 フェリーが岩内に着くのは夕方5時。時間はたっぷりある。何をしてたかというと、持ち込んだのはマンガとトランプだけだったので、それ以外はミニシアターで映画を見たり、風呂に入ったりしていた。甲板にも出れたが、風が強く、ずっと外に出てる気にはなれなかった。揺れるかと思ったが、それほど揺れず、風呂に入ってるときに揺れて、お風呂のお湯が1/3くらい流れ出てしまったのが一度あったくらいである。それほど暇とは感じずに岩内に着くことができた。

 岩内で食事をしようと思ってたが、良さそうな店が見つからず、そのままニセコへ行く。国民宿舎の雪秩父というところで露天風呂に入る。建物のすぐ裏手に源泉があった。それからニセコの麓の倶知安駅まで行き食事するところを探すが、夜ということもあり、店が閉まっている。しょうがなくセブンイレブンで飯を買う。北海道に来て最初の食事がコンビニとは情けない。ちなみにこの日は宿を取ってなく、車中泊の予定であった。飯も食べたので寝るところを探しながら車を走らせる。途中の山道でキタキツネを引きそうになった。地図で京極吹き出し公園というのがあったので、そこに行ってみた。名水百選に選ばれる所だそうで、駐車場もしっかりしてるだろうからと思い行ってみた。寝泊まりする所のポイントとしては、トイレと洗面所が汚くないことであり、それは満足してたが、名所だけあって駐車場が明るすぎて、カーテン等のない私の車では眠れそうにないので不都合であった。さらに車を走らせる。どんどん山道に入っていき、このまま支笏湖まで行くことになるかなと思ってたところで三階滝公園の看板を見つけ、そこに行ってみた。ここは綺麗で広く新しいトイレと適度な駐車場があったのでここで寝ることにした。車中泊は荷物を前の座席に全部置き、後部シートを倒してフラットにした状態で寝袋で寝るのである。175cmの私でも足がつかえることなく寝られるが、2人のためやや体がくっつくのが欠点である。

3日目

 朝起きて、とりあえず公園内を散歩。三階滝という文字通り三段の滝があるが、小さくてとても滝には見えない。公園としては人気のない山中にあるのはもったいないようなしっかりした公園であった。そこから支笏湖へ目指す。途中、苔の洞門という所に寄りたかったが、朝早いせいもあり、まだ開いてなかった。支笏湖は霧がかかっていて何も見えず、素通りとなった。苫小牧を抜けて日高地方へ向かう。私の趣味でお馬さん見物に行く。

 まずは門別軽種馬牧場でイナリワン、ダイタクヘリオス、ミホノブルボンを見る。次に新冠に行きオグリキャップを見る。以前に来たときは全く動かず、新冠一愛想の悪い馬と言われていたがこの日は動き回っていてシャッターチャンスを多く作ってくれた。それからレックススタッドでアイネスフウジン、ヤマニンゼファーらを見る。ついでアロースタッドでメジロライアン、ヒシマサル、プレクラスニーや私の好きだったミスターシクレノン(種牡馬になれてるとは思わなかった)を見る。さらに静内に行きスーパークリークやリンドシェーバーを見る。牧場の見学時間は大抵10〜12時と14〜16時なので、それ以外はお馬の親子を見ながらドライブをする。この日は静内の民宿に泊まった。おばさん一人でやってるところで、客は私達だけだったので、長話に付き合わされてしまった。その代わりか夕食には余ってたからと毛ガニが出たり、宿代を少しサービスしてくれた。

 

オグリキャップ                ミホノブルボン

4日目

 朝に宿の近くの馬の育成場を見に行ったが、受付の人がいなくて見ることが出来なかった。しょうがなく車で周りを見て回った。2000mくらいありそうな直線の屋内馬場があったり坂路があったりと凄い設備であった。

 それから襟裳岬へ向かう。行くに従ってだんだん霧が出てきて、着いた頃には何も見えない状態であった。灯台の警笛が時々鳴り、びっくりするほどの大きい音であった。岬にあった地図は何か違和感があると思ったら襟裳岬を中心に書かれていて札幌が下にあった。

 襟裳岬から帯広までは黄金道路という海沿いの道が続く。それだけのお金を使って作られた道だが景色もかなりいい。帯広の手前で一旦内陸に入り幸福の駅へ行く。すでに廃線になってる駅だが観光地になっていて駅だけ残っている。駅舎には定期券や切符が一杯貼られていた。ホームには電車も置かれていて田舎ののどかさが出ている。

 そこから帯広を通り釧路へ向かう。途中で十勝川の川岸に立つ初代日立のCM(このー木、何の木、気になる木のCM)に使われたハルニレの木を見に行く。河原にぽつんと立っている。立派な木だが、どこにでもありそうな木である。休憩場もあったので、ついでにテレビを置いて日立のCMをやってくれればいいなと思った。さらに、釧路に向かう途中で、国道を離れて海岸沿いのダート路を走る。初代スカイラインのCMで使われたことがあるということで行ってみた。アップダウンの続く道と海岸は確かに絵になるが、ダート路のせいで車のリアガラスには砂埃がたまっていく。何カ所か展望台とかがあり、また、黄金の滝というのもあったが、滝は看板ばかりでどれが滝だがわからなかった。

 釧路ではビジネスホテルで素泊まりを選んだ。理由は夜に釧路の街の炉端焼き屋に行きたかったから。釧路は炉端焼きが多い所である。適当に選んだ店に入ったが、日曜ということで市場が休みでネタはいつもより少ないと言われた。やっぱりホッケがおいしかった。おいしいホッケは皮までおいしいよと言われて食べた見たら確かにおいしかった。

5日目

 朝食は釧路駅近くの和商市場へ食べに行く。以前にも来て、その時覚えた朝食の食べ方が、市場内の弁当屋でご飯だけ買い、海産物を売ってる店でおかずをかけてもらうのだ。鮭のそぼろをひいて、その上にいくら大盛りとたらこを乗せてもらう。しめて千円ちょっと。通路にあるベンチに座って食べてると他の観光客から”おいしそうだね”と言われてしまった。お土産にかにでも買おうかと思っていたが、7月のかにはあまり良くないと言われたので、トキシラズ(回遊に出ない鮭のこと)を連れと一緒に買うことにした。

 釧路からはまず釧路湿原に行く。細岡展望台という所を目指したら、途中の道ばたで観光バスが停まっていた。何かと思ったら、キタキツネの親子がいた。大人のキタキツネは何回も見たが、子供は初めてで、とてもかわいかった。細岡展望台には10人ほどの人がいてにぎわっていた。湿原の中をうねりながら流れる川はよく見える所である。

 その後は厚岸方面へ行く。愛とロマンの愛冠岬(と看板に書いてあった)やアヤメヶ原などによる。アヤメヶ原は前日のニュースでアヤメが見頃と言われてたせいか結構人がいた。この辺は切り立った崖が続く美しい海岸線である。また、カキも有名であっちこっちにのぼりが立っているが、私はカキが苦手なので無視してしまった。そのまま霧多布湿原の琵琶瀬展望台まで来て普通の昼食。霧多布湿原は国内3番目の広さの湿原らしい。その湿原の中の道を通って風蓮湖へ抜ける。ここは湖を横目に見ながら素通り。そしてトドワラで有名な野付半島へ行く。エビのしっぽみたいな野付半島は本当に幅が狭く、両脇が海という感じの道路を走る爽快なドライブルートである。駐車場に着くと、意外なほど乗用車や観光バスが多く止まっていた。駐車場からトドワラまでは歩いて30分ほど。トドマツが海水に浸食されてひからびた状態で、殺伐とした風景である。こんな所にもなぜかキタキツネがいる。駐車場に戻り、この日の寝るところを考える。ここを候補にしていたが、駐車場の周りに店が多すぎて落ち着かないので別の所を考えることにした。

 

アヤメが原                  野付半島 

 その前に飯と風呂ということで、近くの銭湯に行ってみた。普通の銭湯だが露天風呂があるのに驚いた。それから近くの食堂で夕食。この辺の名物のシマエビの刺身を注文する。なかなかおいしかった。それから寝るところを考える。地図を見ていて開陽台に目がいく。地平線が見えるところとして知っていたが、他の観光地から外れてることもあり、行く予定はなかったところだ。まだ寝るまでには時間もあり、開陽台まで行ってみることにした。行ってみると夜だというのに単車や車が10台以上ある。皆寝にきたのだろうか?ここは遊びに来る人も多いみたいで、花火を上げるやつやローリング族みたいなのも来てなかなか寝付けなかった。

6日目

 この日は朝3時に起きた。開陽台からの朝日を見るためである。待つこと30分。朝日は樺太から登った。なかなか感動的である。他に見てる人はさすがにいなかった。それからまた睡眠。8時に再び起きて、展望台に行く。駐車場より何十メートルか登ったところにあり、天気がいいこともあり眺めは良かった。確かに地平線が見え、うっすらと湾曲してるように見える。地球が丸く見えると書いてあるのは嘘ではない。ちなみに展望台の向こうは芝生があり、テントがいくつも張られていた。駐車場の車はみんなテント組だったようだ。

 開陽台を後にして知床半島へ向かう。オホーツク海を見ながらのドライブだが、途中は見所が少ない。車は少なく、70km/H以上で走ってたが、抜かしていく車が多い。北海道は市街地を除けば1時間に60kmは走れるところが多い。そんなこんなでまずは知床半島の下側の羅臼を通って、セセキ温泉を目指す。途中で光り苔と書いてあるところがあったので寄ってみたが、どれがそれだかわからなかった。セセキ温泉は海岸にある露天風呂で、満潮になると海の中に沈んでしまう温泉である。満潮時間は調べずに行ったが、海の中ではなかった。駐車場に着いて、まずは管理人さんに挨拶(と看板に書いてあったので)。温泉は岩で囲まれた露天風呂があるだけで脱衣所もない。すでにライダーが2人入っていた。この日は晴れていたが寒かったので、ライダー達はありがたがっていた。岩の壁のすぐ向こうは海なのでたまに波しぶきが入ってくる。その後、駐車場に人は来るが、入る人はいなかった。駐車場から丸見えの所だけに、眺めるだけみたいである。女性にはちょっと辛いところでもある。

 続いて、セセキ温泉から5分程の所にある相泊温泉に行く。こちらも海岸にある露天風呂だが、道路からは見えないようについたてがある。先ほどのライダー達がここでも入っていた。こちらは木でできた湯船である。漁師が漁の後に使うところでもあるらしい。

 それから知床半島の先に向かい、車進入禁止の所まで行くと食堂がある。ここでうすらバカラーメン(ここが羅臼町で、トド(海馬)と鹿の肉が入ってるから)を食べる。トドの肉は鯨に似ているがそれほどおいしい訳ではなく、連れはトド肉定食を食べてたが、全部食べられなかった。ここにもやはりライダー達はいた。

 それから知床半島の上のほうに行く。途中知床峠を通ったが、霧で何も見えなかった。まだ、わずかだが雪も残っていて、車から降りても寒くてすぐに車に戻らねばならないほどだった。峠を下り、知床五湖へ行く。修学旅行生たちがいっぱいいる。徒歩1時間コースというのを歩いてみたが、単なる沼と言う感じであった。長野県民ではこの程度では面白くない。

 それからカムイワッカの滝を目指す。途中からダート路をしばらく走る。途中キタキツネを何匹も見かけた。管理されてるのか、首輪みたいなものをしていた。このころから雨が降り出したせいでキツネの毛が濡れてやせ細って見えた。カムイワッカの所は駐車場はなく、道沿いに路駐する。平日だが10台以上の車がある。カムイワッカの滝までは、道はなく、川の中か川沿いを歩くことになる。歩き始めた所の川もやや温かい状態であった。川沿いは岩場なので、裸足ではちょっと辛い。川の中も歩くため、くつを濡らしたくない人は裸足で歩いていたが、かかとまであるサンダルがベストだろう。途中、傾斜のきつい所もあるのでビーチサンダルでもちょっとつらい。なんだかんだ25分ほど歩いてようやく滝壺に到着。先客が10人ほどいる。半分以上は裸で入っている。女性はおばさんが一人いただけなので、私も裸で入ろうかと思ったが、せっかく海パンを持ってきてたので海パンで入った。滝といっても壁伝いに落ちてくる滝なので迫力はない。滝壺は直径4mほどの円錐をひっくり返したような感じで、真ん中は深くて足がつかないようだった。移動するときは壁伝いに行くのだが、人がいるとその向こうまで泳ぐ必要がある。私達の後に入ってきたカップルの女の子が泳ごうとしたら壁に届かずバタバタしていて、連れの男も周りの人たちもすぐに立ち直るとおもってたら、本当におぼれそうになっていた。私が「こんなところでおぼれたらお笑いニュースになるな」と言ったら、おもいきりにらまれてしまった。滝壺は湯加減が場所によって異なり、壁伝いに落ちてくるお湯は熱いが、そこ以外はぬるめであった。ちなみに通はその滝壺のさらに上に行くらしい。とても行ける感じはしなかったが・・・。

 カムイワッカは行きはヨイヨイ、帰りは怖いである。下りになっているため何度か滑りそうになった。途中1カ所難所があり、川の中の急な崖を降りるか、川でない所で川よりすこし緩やか(と言ってもきつい)な所を降りるかを選ばなくてはならない。上りは川でない方から来たが、下りは川の中の方が危険ではなさそうである。連れが降りるのをビデオに撮っていたら、案の定途中で滑ってジーパンを濡らしていた。そして私も降りようとしたら、川でない方で、女性が怖くて身動きが取れなくなり、その場にいた人達で助けに行った。結構この辺で怪我した人も多いのではないかと思う。

 温泉でしっかり温まったが、車に戻ってきた頃には体も冷え切っていた。この日は野宿の予定だったが、あまりに寒いので、どこかに泊まろうかとウトロで宿泊案内所を探したが、なかなか見つからず、お腹もへってきたので夕飯を食べながら暖まることにした。イクラ丼を食べながらニュースを見ると、山梨で40℃近い猛暑という全国ニュースの後にローカルニュースで知床では5℃とやっていた。どうりで寒いわけだ。しかしながら夏ということもあって、持ってきた長袖は薄いブルゾンとシャツ2枚だけであったので、それらを全部重ね着して、その後数日を過ごすことになった。飯を食べて外に出ると、目の前に宿泊案内所があった。腹はふくれたし、暖まったのでやはり野宿をすることにした。

 ウトロから海岸線を北上する。途中でオシンコシンの滝を見る。2つに分かれた滝でなかなか美しい。さらに北上するが、野宿するところが見つからない。そのまま屈斜路湖まで来てしまった。結局、多和平で寝ることにした。ここは前日野宿した開陽台同様地平線の見える所である。しかし、駐車場には誰一人いなく、静かに夜はふてけいった。

7日目

 まずは多和平を歩いてみる。開陽台ほど見晴らしはよくないが地平線は見える。こちらの方が緑が多く感じる。朝の散歩にはもってこいの場所である。

 それから裏摩周に行ってみる。よく人が集まる摩周湖の展望台とは反対側にあり、比較的霧がかかりにくいと書いてあったので、天気もよくないことだし、そちらに行ってみた。しかしながら、霧で全く見えない状態であった。ちなみに摩周湖が見えると婚期が遅れるという噂もあるらしい。私は3回目の摩周湖にして初めて霧で見えなかった。摩周湖は夏場は霧が出やすく、そのせいで霧の摩周湖と呼ばれるらしい。冬に行けばよく見える時が多いものだ。裏摩周が見えなかったので、表にも行ってみたがやはり駄目であった。

 その後、屈斜路湖に行く。砂湯でクッシーの模型を見た後、温泉を探す。屈斜路湖の周りは無料の温泉が多い。最初に行った丸池温泉は緑のものがいっぱい浮いていて入る気になれなかった。次に行ったコタン温泉は結構綺麗なので入ってみた。湖のすぐ脇でなかなか快適であった。途中でカップルが入ってきたが、水着禁止の看板を無視して、派手な水着で入って、雰囲気をぶちこわしていた。それから公園内にある温泉にも行ってみたが、公園内にあるのに外から丸見えのところで、やはり緑のものが浮いていたのでパスした。

 次に美幌峠に行く。屈斜路湖を見渡せるのだが、車で上っていくうちに霧が出てきて、展望台は何も見えない状態であった。この旅行は霧で悩まされる。峠から網走のほうに降りる。網走では流氷館に寄った。展望台から網走湖が見えるのと−35℃が体験できるが、あまり行く価値は感じられない。それから能取岬を経由してサロマ湖へ行こうとしたら、通行止めで能取岬には行けず、そのままサロマ湖へ行った。まだ時間があるのでサロマ湖を見渡せる展望台に行く。山中の細いダートを通り、駐車場から10分ほど歩くと展望台がある。サロマ湖が海とつながってるのがよく分かる。

 この日の宿は”船長の家”。前から噂は聞いていたが泊まるのは初めてである。ロビーはガラス張りで、中にはかにの泳ぐ生け簀がある。入ったところはなかなかおしゃれだが部屋は普通の民宿並であった。まぁ、値段は安いからしょうがないだろう。噂は料理が良いということだったが、期待して待ってると、アナウンスで「漁に出た船の戻りが遅れてるので夕食の時間も少し遅くなります」との事。取れたてのものが出るんだと期待がさらに高まる。で、ようやく夕食。はっきり言って期待以上のものだった。噂では一人に1.5杯のかにが出るだったが、確かにかには毛ガニが一杯とズワイガニが2人に一杯出たので噂通りだった。驚いたのはそれ以外にも10皿くらい並んでいたこと。4人掛けのテーブルに2人分の料理が並んでいるのだ。かにの天ぷら、かにグラタン、刺身はホタテにイカに新鮮じゃなければ食べられない蟹もついていた。他にも煮魚、なにかのマリネ、普通のサラダに海藻サラダ、茶碗蒸し、もちろん蟹汁、デザートはメロン、これだけついてご飯はいらないなと思ったらイクラ丼がついていた。食べるのに1時間半くらいかかってしまった。これだけついて宿代は5900円。安すぎる!!ちなみに朝食もカレイの煮付けをメインにボリュームのある内容であった。朝にはカレイ釣り&メノウ原石探しツアーというのがあったが、2日連続の車中泊で疲れていたのか夜10時にはバタンキューの状態で、朝早くはとても起きれなかった。

8日目

 この日も寒い。宿から出ようとしたときに、セーターを着てる人がいてうらやましく思えたほどである。この日は富良野へ向かう。その途中で層雲峡による。大函の駐車場に車を停めて、そこでレンタサイクルを借りて小函、羽衣岩、その他の滝を見る。何十メートルもの絶壁は壮大な感じがする。流星の滝、銀河の滝の所まで来て折り返す。車で再び流星の滝まで来て、そこから滝と反対側の双爆台という展望台を目指す。下からは流星の滝、銀河の滝を一緒に見ることはできないが、展望台からは2つ同時に見られるらしい。ところがここまでの道のりはひたすら登ること20分。途中で2,3回休憩を必要とするような急坂であった。しかし疲れても行く価値はあると思う。しかし、行き帰り含めて誰ともすれ違わなかったということはあまり知られてないのか?

 それから富良野を目指す。途中で美瑛の丘の看板があり、綺麗だと聞いていたので寄ってみる。美瑛のガイドがない状態なので、なんとなく走らせているときれいな丘が見えてくる。うねった丘が緑の濃淡で幾何学的に彩られている。絶好のドライブポイントである。セブンスターの丘、親子の木などがある。最後にケンとメリーの木を見て美瑛を後にする。なかなか気に入った。

 夕方になったので、宿泊する列車ハウスに向かう。庭にブルートレインの客車が置いてある宿だが、私達は普通の部屋で相部屋であった。同部屋は一人旅のライダーが2人と2人連れが一組の計6人で、ライダー達は話しかけてもあまり乗ってきてくれず、ひたすら地図とにらめっこしていた。2人連れは、見たことあるセーターを着てると思ったら、船長の家で見かけたセーターの人だった。夕飯はバーベキューで肉は食べ放題であった。他に食べ放題ではないがメロン、アイスなどが出て、なかなか満足した。夕飯の時、もう一組見かけた顔がいた。カムイワッカでおぼれかけてたカップルである。このカップルも前日は船長の家にいたのだ。なんか行動パターンが一緒である。夕食後しばらくたってからトイレに行った帰りに、そのカップルの女の子のほうとすれ違った。向こうは覚えてないと思ってたら、何か言いたそうな顔をしたので、「カムイワッカで会ったよね」と言ったら、「そうですよね、似てる人がいると(彼氏と)話してたんだ」と返してきた。それから話しが盛り上がってしまい、本当はちゃんと泳げることやカムイワッカからの足取り、今後の予定、どこから来てるのかなど30分くらい話してしまった。

 それから部屋に戻り、同部屋の2人連れと話しをしてるうちに、せっかくだから女の子を誘おうという話しになり(富良野ということもあり、女の子のほうが多く泊まっていた)、ロビーのような談話室でえさとしてUNOをすることになった。すると、やり始めた1回目に通りかかった女の子が「何やってるんですか?」と聞いてきた。「UNOだけど、やる?」「やりたい」。あっというまにかかってくれた。女の子3人を加えて、UNOをやった後、ビールがあったので宴会になった。旅にはこういうこともないと面白くない。

9日目

 昨日出逢った人たちと別れを済ませ、麓郷の森に向かう。北の国からのロケ地になった場所である。このドラマはほとんど見てなかったが、良いところである。それから富田ファームに行く。ラベンダーやその他の花が咲き乱れている。何色かに分かれて数十メートル延びている花畑は圧巻である。さすがに人も多い。ここからみる大雪山もいい。それからトリックアートの美術館に寄る。平画面で立体っぽく見せるもので、浮き上がっているような絵が一杯あった。

 それから札幌に向かう。途中、厚別と言うところに来て、そこで浦和レッズがキャンプをはってることを思いだし、探してみた。どこでやってるのかわからなかったので運動公園に行ってみる。予想は見事的中。ちょうど練習が始まるところであった。アメリカワールドカップ中でブッフバルトはいなかったが、バイン、ルンメニゲ、岡野、土田、堀らがいた。バインとルンメニゲにサインをもらうことができたのが収穫だ。

 札幌には夜に到着。連れは北海道は初めてなのでラーメン横丁で夕食。毎回思うが、特においしいとは思わない。

10日目

 ますは羊が丘展望台へ。クラーク博士の像や好きです!サッポロの看板がある。羊はいなかった。せっかくだからと焼きもろこしを食べる。おいしい。

 それから中山峠を通り昭和新山を目指す。中山峠名物揚げ団子はそれほどおいしくはなかった。やはり峠は霧であった。昭和新山は活火山らしい山で、恐ろしげである。有珠山へのロープーウェーがあったが行かなかった。それから洞爺湖へ。サイロ展望台から洞爺湖を見渡す。湖の向こうに昭和新山が見える。

 さらに室蘭に行く。ホエールウオッチングの船が出てたら乗ろうと思っていたが、雨で欠航であった。地中岬に行ってみたが、霧で何も見えず。この日に室蘭からフェリーで帰るのだが、出発は夜中なので、まだまだ時間がある。暇つぶしにクッタラ湖へ行くが、やはり霧で見えず。

 時間つぶしにまた洞爺湖に戻る。ロングラン花火大会があるので、それを見て時間つぶしをしようとした。どこで見ようと駐車場を探すが、良いところがない。そうこうしてるうちに温泉施設があったので入ることにした。露天風呂はなかったが気持ちいい。食事をするところもあり、そこから湖もよくみえたので、そこでそのまま花火を見た。

 花火が終わり室蘭から直江津行きのフェリーに乗る。行きは空いていたけど、帰りは自衛隊と一緒になってしまい、満員状態であった。

 

走行距離3000km。総費用10万ちょっと。ユースとかを使わずに、この値段で済んだのはやはり車中泊のおかげか。車での連泊はつらいが、一日おきなら何とかなりそうである。