地震問答
55 地震は予報できるか 地震問答(1975)より 地震は風、雨などの自然現象と同様、前兆があるものであり、とくに強烈な地震 はつねに量的変化から質的変化への過程を経るものである。もし、地震発生の前兆 と法則とを観測して把握することができれば、地震予報は解決することができる。 古代では、生産力が未発達で、科学技術は立ち遅れており、地震は神秘で測りが たいものとされていた。近代になり、大工業が出現してから、人類の地震に対する 認識は高まったものも、唯心主義、形而上学的宇宙観の精神的束縛により地震予報 は相変わらず、かのブルジョア階級の「権威」によって解決不可能な難問とされて いた。これとまったく反対に、マルクス・レーニン主義者は、自然界の事物はすべ て知ることができると考える。世界には、まだ認識されていない事物があるだけで 、認識できない事物はないと考える。実践から真の知識が出てくる。わが国人民及 び地震工作者は、毛首席の光揮ある哲学思想を指針とし、「実践し、認識し、さら に実践し、さらに認識し」、地震予報工作において、わが国自身の道をきり開いた。 とくにプロレタリア文化大革命以来、さらにさらに顕著な効果を収め、大きな成果 をあげた。たとえば、1970年11月8日の四川省・・・・・・・・略(地震予 報に成功した例が多数あげてある。)・・・これらすべて党の指導のもと、専門家 と大衆が結合し、土法(昔からのやり方)と西洋科学を結びつけ、有効な地震予報 を行った例である。最も顕著なのは1975年2月4日の海域・営口一帯に発生し たM 7.3の地震で、この地震の前に、わが国の地震隊は成功裡に地震予報を行 ったのである。これら一連の実例は、力強く「地震は前兆のあるものであり、予測 できるものであり、予防できるものである」ことを証明している。いわゆる「地震 不可知論」には根拠はない。もちろん、このことは地震に対する認識がすでにすっ かり終わり、地震予報の問題がもう完全に解決したということでは決してない。実 のところ、地震予報の調査研究工作はまだ始まったばかりのところにある。地震は よく地下5ー20キロメートルの深い所に発生するために、完全に地震活動の法則 を把握し、完全に地震予報を実現するためには、さらに多くの調査を行わなければ ならない。 星野享司 訳 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー コンピュータによる地震研究のページへ戻る