Flight Report MIA-EZE
フライトレポート <マイアミ−ブエノスアイレス>
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はじめての東海岸大西洋側。
かつて「アメリカ大陸横断ウルトラクイズ」なる番組があった頃、
せめて大西洋を見に行きたいと5回ほどチャレンジしたものだ。
で、大西洋を見ることができたかって?
残念ながらそのすべてが後楽園から出ることはできなかった。。。(;_;)
(最高で3問目まで。これでもたいしたものだ。)
その後この番組は消滅してしまった。非常に残念なことである。
個人的には2年前にラスベガスまで行ったのが最も東だったがこれで記録更新。
到着したD15ゲートからは延々と歩かされた。
まずターミナルまで行くのに延々と。続いてアメリカン航空のターミナル(Dターミナル)から
アルゼンチン航空のターミナル(Fターミナル)まで。
アメリカの空港ってやっぱり広いんだ。
時間的には早いけどアルゼンチン航空のチェックインを行う。
シートは禁煙席の通路側を希望。この希望はかなえられた。
それにしても時間がたっぷり残されている。
かといって、マイアミの街まで出ている時間はない。
しかたないので空港内のあちこちを探検してまわる。
面白いものを見つけた。
空港内のあちこちに荷物をぐるぐるまきにするパッキングの機械が設置してあるのだ。(もちろん有料)
みんな利用している。
ラテンアメリカの人々はあんなに厳重に荷造り(外側だけかもしれないが)するのだろうか。
また、TVの段ボール箱なども平気で持ち歩いている。(かなりデカイ)
そこまでして持ち帰らねばならないのか。。。。。
ここではどうも英語よりスペイン語の方が通用しているのではないか?
放送も何もかも、まずスペイン語ありきといった感じがする。
ロサンゼルス、特にトムブラッドレー・ターミナルでは日本語が通用していたのが懐かしい。
時差の関係(ロサンゼルスとマイアミは時差3時間)もあって、
機内食のランチを食べたばかりのような気もするが、軽く何か食べることにする。
次は23時発だから、機内食が出るまではまだ時間があるし。。。。
というわけで、ピザとフルーツサラダを食べてきた。
しかしまだ時間がある。あとはゲートまで行き、ひたすら待つ。
それにしても、待つ待つ待つ。
エアバンドを聞きながら時間をつぶす。
ゲートの外にアルゼンチン航空の機体が到着した。
あと30分もしたら搭乗かな。荷物のチェックでもしておくか。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
カメラが無い!
どうしたんだろう!?
盗まれたか!?
それとも飛行機の中に忘れてきたか!?
真偽のほどは別にして、とりあえずアメリカン航空のバッゲージクレームへ走る。
場所は・・・わからない。
ゲート・カウンターとたらいまわしにされた挙げ句やっと発見。
とりあえず届を出す。
しまったなぁ。。。。
香港のときは飛行機を降りてすぐだったんで即座に対応できたが
今回は乗ってきた飛行機は別の場所へ次の客を乗せて行ってしまった。
いずれにせよもう戻ってこないと考えた方がいいだろう。。。。
それにしてもボクはカメラにはツイていない。。。(;_;)
(このページに載せた写真は、予備で持っていた使い捨てカメラによるものです。)
走って戻ったところ、搭乗開始時間には間に合ったようだ。
それにしても広い空港のため汗だくになってしまった。
一息つき、搭乗。
今回のシップはボーイング747-200B。
9月にUAの機体にも乗ったが、もはや古い。
2階席へ上がる階段は螺旋階段、エコノミークラスの内装はくたびれているし、
灰皿の取り付け部分など壊れている。(ノースモーキングだから関係ないが。。。)
なんとなくスペインに行くとき乗ったイベリア航空を思い出す。
そういえば最近までたしか資本関係だったか提携関係だったかにあったはずだ。(今もそうかも)
イベリア航空の機内誌にアルゼンチン航空の紹介のページがあったことを思い出した。
ということは・・・・・あまり期待しないでおこう。

アルゼンチン航空のジャンボ(B747-200B)
ドアがクローズされた。
(ビジネスクラスのすぐ後ろだったのでドア部分が良く見えた)
しかし、プッシュバックされる様子が無い。
しばらく係員がなにかドアのところでごちゃごちゃやっているかと思ったら、またドアが開いた。
そして数名の乗客が乗り込んできた。何やってるんだか。。。
ふたたびドアクローズ。
今度もモタモタしつつもプッシュバック開始。
機内アナウンスもスペイン語とポルトガル語とすごいスペイン語訛りの英語。
さっぱりわかりゃしない。
でも、緊急時の対応についてのビデオは映像だけでなんとか理解する。
そんな中マイアミ国際空港の滑走路をシップは、マイアミの夜景に包まれて夜空に飛び立って行った。
外が明るかったらカリブ海の島々でも見えたろうか。
残念ながらナイトフライトではそれもわからない。
赤道を越え、ひたすら南へと向かう8時間のフライトである。
そろそろドリンクサービスでも始まらないかな。。。。。
そう思いながらじっと待つ。
しかしその気配も無い。
離陸後アルゼンチンの入国書類を配りに一度回ってきただけだ。
それにしても隣りに座ったアルゼンチン人の家族連れがうるさい。
離れた席の知人(と思われる)と大声でおしゃべりしたり、子供と遊んだり。。。
一時間ほど経っただろうか、唐突にカートで機内食を配りはじめた。
しかも、少なくともフィッシュかミートかは選べるかと思ったら、それもない。
おもむろにビーフを一方的に配っている。
飲み物は。。。。これもイベリア航空同様カンごと渡している。
氷もひとかけらといったところまでいっしょ。
ちなみにメニューの中身は、ビーフのバーベキューに野菜を添えて、
パンにチーズとサラダ、デザートにチョコレートケーキ。
食後にはコーヒーか紅茶。

夜食のようなディナー
肉には味がついてなかった。
隣りに座っているうるさい家族のオヤジは機内食のナイフとフォークのセットを
シャツの中に隠している。
なんか妙に微笑ましいと同時にたくましさを感じた。
どうやら家族にもそうしろと言っているようだ。
子供がマネしていた。
その後はひたすら寝るだけ。
それでもいつものお願いをしてみるか。
フライトログの記録をお願いする。
一番偉そうなおばちゃんにお願いするが、どこまで通じたことやら。。。。
わかったといって持って行ったが、その後再びボクの手に戻ってくることはなかった。
その点教育のしっかりしている会社は流石である。
今回利用した他の会社はすべてしっかり書いて返してくれた。
(アメリカン航空でもしっかり記載して返してくれたので、ボクの英語のせいではないと思うが・・・)
何か映画をやっていたようだが、もういいや。
(どうやらチェーンリアクションだったらしい。)
それにしてもスクリーンが近いため眩しくて仕方ない。
だが、シンガポール航空で念のため貰っておいたアイマスクが役に立つ。
外が明るくなって機内に照明が灯された頃目が覚めた。
今ごろはブラジルはアマゾンの上空かしらん!?
暇なので、トイレに行くついでに機内をぶらついてみる。
後ろの方は結構空席がある。
中にはすっかり横になって寝ている人がいる。
急なタービュランスのときなどどうするんだろう!?
でも、横になって寝ると全く疲れが違うんだよなぁ。
しかし、ここはスモーキングエリア。煙い。。。。。
席に戻ってジュースでも貰おうとスチュワーデスの呼び出しボタンを押す。
誰も現れない。
5分経過。。。。変化無し。
10分経過。。。。相変わらず変化無し。
黙って観察していると、表示灯は点灯しているのに無視しているようだ。
通路をそのまま後方へ、又は前方へ歩いていく。
仕方ないのでこちらからギャレーに貰いに行く。
その後何度かこの呼び出しボタンを試してみたところ、
どうやら機械的にはしっかり動作しているが、スチュワーデスが動作していないものと思われる。
要するに、アルゼンチン航空にサービスは期待するなということと理解しよう。
(帰りの便も全く同様であった。)
朝食のサービスが始まった。
パンが2つとサラダだけ。。。。。(コーヒー・紅茶はあったが)
さびしい。。。。。
シンガポール航空のオムレツが懐かしい。
隣りのオヤジは・・・・やっぱりナイフ・フォークを隠している。。。。。ようやるよ。
カリブ海〜アマゾン上空と飛行を続けてきたシップもそろそろパンパにさしかかっただろうか。
そろそろブエノスアイレス到着だろう、高度が下がるのを感じる。
あわせて到着の案内放送も聞こえてきた。
まもなくブエノスアイレス・エセイサ国際空港に到着した。
無事着陸の後、客席からは拍手喝采。
我々にしてみれば無事着陸というのは当たり前なのだが、
かの地の人々にとってはそうでもないのだろうか!?
滑走路を外れ、ターミナルビルにスポットイン。
なんか貧相な国際空港だなというのが偽らざる感想。
搭乗客と到着客の分離も同一平面で行っているし、
入国審査場も大雑把。
到着ロビーと出発ロビーもすぐ隣同士。
(どうやらアルゼンチン航空とその他の航空会社は出発ロビー等が違うらしいと後でわかった。)
ちょっとした地方空港然としていた。
到着したらまずは入国審査。
一言質問され(英語だった)それでOK。(何を聞かれたかは忘れちゃいました)
次は荷物を受取って税関検査。
何人かおきに壁のボタンを押させている。
ボクも押せといわれた。
押したら赤いランプが点いた。
検査台へ行けといってるらしい。
どうも、抜打ちでボタンを押させ、赤だったら荷物検査をしているようだ。
しかし、ボタンを押す人はみんな赤がついている。
だったらボタンを押せというかわりに抜き打ち検査だと言えばいいじゃないか。。。。
非合理的なことをやっている。
とりあえず荷物を開け、お決まりの質問をされる。
入国目的・期間・お土産の有無・申告するものを持っているかなどなど。
観光で2週間だといったら、友達がいるのかと聞き返された。
いないといったら、なんでそんなに長期間居るのかと聞かれたので、
ツアーでウシュアイアから南極に行くと言ってやった。
納得したようだった。
無事に入国できた。
マイアミから8時間で南半球の夏へ飛んできた。
日本とは丁度12時間の時差。日本で使っていたアナログの時計が修正せずにそのまま使える。
思ったほど暑くない。
その後は現地の係員とコンタクトをとり、バスでホテルへと向かう。
ホテルは、「Hotel Presidente」というそこそこ高級なホテルらしい。
到着時にはなにやら偉い人か有名人か記者会見をやっており、
報道関係者やら警察等警備関係者、ヤジ馬などでごったがえしていた。
ホテルの部屋は。。。アメリカのホテルに比べると狭い!
もっとも日本やヨーロッパのホテルと同じと思っていれば普通かもしれないが、
アメリカを経由してきた身からは・・・
しっかり掃除はされていたが、古いためかちょっとかび臭い。。。
窓の外は隣りのビルで、展望は望めない。
むしろ向うから覗かれそう。カーテンは閉めておいた方が良いな。
ホテル到着後は現地係員主催のブエノスアイレス市内観光。
サン・マルチン広場やフロリダ通りなどを歩いてまわる。
その後一度ホテルに戻りお昼寝。(といっても、既に夕方だったが)
目が覚めたら夜の7時だった。
しかし外はまだ明るい。
街をぶらついてみる。あちこちにカフェテリアなどはあるが、まだレストランは営業していない。
聞くところによると、夜の8時を過ぎないと営業開始とならないようだ。
また、シエスタもあるという。
街中の様子もマドリッドで見たものと非常に近いイメージを受けた。
エビータで有名な大統領府などをぶらぶらするうちに8時を過ぎる。
安い飲食店がいっぱい有るという地区まで行き、
ガイドブックに載っていたレストランを見つけたので入ってみる。
ここでビュフェ・ド・チョリソを注文する。
サラダ・パパフリット(ポテトフライ)、ワイン3/4を付けて12ペソ
(1ペソ=1USドル)
支払いはUSドルでOK。政府が1ペソ=1USドルという政策を取っているため
どちらでもいいそうだ。
ただし、タクシーだけはペソでなければダメなようだが。
食事の後はふらふら夜の街を歩いてホテルまで帰る。
治安は思ったよりいいようだ。
ホテルへ戻ってみると夜の11時を回っていた。
しかし、街はこれからのようである。
だが、ボクらは明日がある。
次は明日、いよいよ世界の果てウシュアイアへ向かう。
Flight Data
Date 16/Dec/1997
Carrier AR (アルゼンチン航空)
Flight No. 1303
From MIA(Miami)
To EZE(Buenos Aires Aeropuerto Internacional Ezeiza)
AirCraft Boeing747-200B
Registration LV-WYT
Class/Seat Y/22D
Boarding Time 22:00 Gate F14
Departure Time 23:00
Take off Time 23:17 R/W 27R
Landing Time 09:09(翌日) R/W 09L Gate 11
(時間はすべて現地時間)
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