Flight Report LAX-NRT

フライトレポート <ロサンゼルス−東京(成田)>

Singapore Air Lines SQ011


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そんなわけで、遊び歩いていたある日、空のお散歩から帰ってくると滑走路の片隅に下の写真のヘリがいるのを発見しました。

見ればわかる通り、もちろんCHP(Calofornia Highway Patrol)のヘリです。私はそそくさと遊びに行ってしまいました。普段近くで目にすることはないものですから・・・。するとそのCHPのオフィサーがやってきます。「見てもいいか?」と聞くと、「もちろん」と答えます。そこで、いろいろ話をしながらヘリを見せてもらいました。(別に逮捕されたわけではないですよ...念のため。)

「写真を撮ってもいいか?」と聞くと、「OK」その上、シャッターまで押してもらいました。話を聞くと、横須賀にしばらく住んでいたそうです。

ワイヤーカッターから投光器、フル装備です。徹底的にホメながら機体を見ていたら彼らが「じゃぁ乗ってみるか?」と・・・!
ラッキー!!!・・・それは感動モノでした。




その他にも、HALOさんにお会いしたり(遠いところごめんなさい。次回は私が行きますね。)、パームスプリングスまで遊びに行ったり、楽しい日々は続きます。
しかし、長くは続かないのが世の常ですね。そんなこんなで、滞在予定日はあっという間に過ぎ帰国する日となってしまいました。



帰りは、来たときと逆のコースをたどって、オンタリオ空港から国内線に乗ります。
ところが、ここでまたトラブル発生!
実はM.I.Airのメカニックの方から、日本へのハンドキャリーを頼まれた荷物(航空機用部品)がセキュリティチェックに引っかかってしまったのです。係官は荷物を全部開けろと詰め寄ります。せっかく昨夜必死でパッキングしたのに・・・・と思いながらも、しぶしぶ開けました。(怖かったから・・・)すると、今度は質問の嵐です。「これは何をするものだ?」「爆発物じゃないだろうな!」「なんでお前が持っているんだ?」・・・
何とか説明して納得してもらうと、今度は梱包し直しです。前の晩必死に詰め込んだ荷物をもう一度・・・・
そうしている間に搭乗が始まっています。必死で詰め込み、なんとか飛行機には間に合いました。乗り遅れたら誰が責任とってくれるんだろう!?
おっと、こんな時でも昨日お世話になったHALOさんへのいたずら電話は忘れませんでした。・・・留守番電話だったけど...ホントお世話になりました。



さて、ロサンゼルス国際空港に着きました。次はシンガポール航空のチェックインです。実はこの時イヤな予感はあったんですが・・・
まず、カウンターに行く前に、預ける荷物のセキュリティチェックがあります。そう、オンタリオ空港で引っかかったあれです。...予感はあたりました。まったく同じことをここでもう一度繰り返したのでした。・・・・はぁ、もうイヤ!!



今回もなんとか通り抜け(2回目でしたから慣れたもんです!?)、チェックインカウンターに。ここで、もう一つやることがあります。通常どおりチェックインし、窓際、それも、できるだけ前方の席を希望します(成田空港到着後はやく降りられるように)。ここまではスムーズに進みます。さて、頃合いを見計らって、「あのぉ、私の荷物プライオリティ(ファースト・ビジネスクラス扱い)になりませんか・・・?」そう、シンガポール航空は成田着の時間が18:00で、よほどうまくやらないと、新宿21:00発の特急あずさに乗れないのです。だから、税関を早く抜けるためには荷物を早く受け取ることが一番いいのです。
カウンターの人は「原則としてそのようなことはできません。」とニベもなく断ります。しかしそれで引き下がっては、日本に帰った後直行予定の「うひょひょの集い」(オフ会)に参加できなくなるかもしれません(場所は山梨県の韮崎)。それでも無理を言って、なんとか荷物だけプライオリティにしていただくことができました。「原則できないんだけど、今回だけ特別ですよ。他の人にはナイショにしてくださいね!」といわれながら(これじゃナイショになってないですね!?)・・・だからシンガポール航空好きさ!(私の席もついでにプライオリティにしてくれればもっと好きになるのに・・・)
あとは、お土産を買って、搭乗口に向かうだけです。バーボンを忘れないようにしなければ!「うひょひょの集い」に持って行くという約束があったから・・・


さて、飛行機の出発は14:50。機内食が出るまでには時間があるな!では、軽く何か食べておこう。ということで、アメリカ最後のランチはマクドナルド。でも、日本のものに比べ・・・・やっぱりアメリカはいいなぁ。



腹ごしらえも済んだら、ゲートの入り口まで行きます。今日の飛行機はパーソナルビデオシステムついているかなぁ?
太平洋横断の足となったジャンボ機です。

機体の登録番号が見えます。9V-SMN...パーソナルビデオはついていない機体だ!・・・残念。しかたない、機内ではお酒でも飲んでさっさと寝てしまおうか・・・
ボーディング開始。定刻どおり。しかし、この時はまだ乗客の誰も予想すらしなかった恐ろしいできごとが日本で待っていようとは知る由もなかったのです・・・・



タキシングに多少手間取ったにせよ、ほぼ時間どおり我がSQ11便(B-747-400)はロサンゼルス(ランウェイ25L)を離陸しました。しばらくして機内食を食べた後眠ってしまったようです。気がつくと機内は暗く、映画が上映されていました。
ここで、私はあるお願いをクルーにしてみました。そう、操縦席に遊びに行っていいかと・・・。(もちろん身分を証した上、自分もプライベートながらパイロットである旨告げて)
スチュワーデスさんが機長に聞いてくれたようです。すんなりOKが出ました。そこで私は喜び勇んでのこのこ操縦席まで出かけて行きました。(行きの飛行機では思いっきり寝ていたため、操縦席を訪問することもできなかったのです。)
またまた懲りずにジャンボ機の操縦席に入れてもらいました。

やはりセスナとは違いますねぇ。一時間くらい操作方法、その他についてお話していました。その中でこれからのコースと成田の気象情報が話題となりました。どうやら日本に台風が来ているらしい・・・まともに着陸できるだろうか・・・ちょっと不安
しかし、そんな不安を遮るように「デザートとして、ファーストクラスのフルーツ・ケーキ・コーヒーはどうだ?」機長が聞いてきます。え、・・・???・・・ホント!?
もちろんいただきます!・・・てなわけで、先程の不安もどこへやら、とてもおいしくごちそうになりました。ふふふ、ツイてる!



席に戻ってもう一眠り。その後軽食のサービスがあって、さあ、そろそろ成田に到着するころです。しかし窓の外は雲・雲・雲。そうするうちに機長のアナウンスが・・・
「当機は成田空港天候不良のため、新千歳空港に向かいます・・・・」
機内は騒然・・・やっぱり...予めこのような事態を予測していた私は冷静でした。それどころか、かえって楽しんでいる部分もありました。だって、まだ北海道行ったことがないのですから。かつて、一度行けるかもしれない・・・ということもあったのですが、その時は結局だめで・・・。
さて、北海道に行くとなったらどうしよう。なにかおいしいもの食べられるかなぁ?それよりも、まず「うひょひょの集い」に連絡入れなければ、それから明日のJASの札幌→松本便空席あるかなぁ?・・・費用はもちろんシンガポール航空が持ってくれるのかなぁ?・・・などと考えておりました。



ところが、そろそろ着陸のための降下を始める頃でしょうか「成田の天候が回復したので、当機は成田空港へ戻ります・・・」とのアナウンスがあるではありませんか。今度は私がパニックです。だって、この時間ではどう考えても新宿21:00発の最終あずさには乗れないからです。どうしよう・・・22:00の最終かいじに乗って甲府から各駅停車・タクシーを乗り継ぐか、それがだめなら新宿23:50の急行アルプスだなぁ・・・と。
そうこうするうちに飛行機は成田空港(ランウェイ34)に到着しました。私はダッシュします。入国審査を一番に通り抜け、バッゲージクレイムへ。荷物はプライオリティにしただけあって、早くも5番目に出てきました。その荷物を掴むと一目散に税関へ。申告するものはないので、スムーズに抜けることができました。飛行機を降りてからここまで15分。台風のため、先に到着していた他の飛行機がなく、入国審査・税関ともにガラガラだったことも手伝って、思いのほか早く出ることができました。おそらく私のこれまでの新記録でしょう。これなら最終のかいじには乗れるかもしれない。
このあととりあえず、宅配便で頼まれた例の航空機用部品を発送し、地下のJR・京成乗り場へと向かいます。しかし・・・何か様子が変・・・え、成田エクスプレスもスカイライナーも台風のため運休!?



どうしろというの!!。。。。京成の急行を使え・・・!?
しかたなしに京成の急行で日暮里へ。日暮里の乗り換え口で駅員さんに中央本線の様子を聞くが、「動いていない・・・」とのこと。でも、よくわからないらしい。おいおい、大丈夫かよ!?。。。とはいえ、ここにいてもどうにもならないので、とりあえず新宿へ行くことにする。山手線に乗り換えて新宿へ21:45に到着。中央本線の特急用のホームを駆け上がると、電車がいる。駅の放送を聞くとダイヤはかなり乱れているが、目の前の電車(最終かいじ)は動くそうだ。とりあえずこれで甲府までは行ける!ロサンゼルスで無理を言って、荷物をプライオリティにし、座席を前方にしてもらった甲斐があった。とりあえず「うひょひょの集い」に連絡する。電話口で驚いているようだった。ニュースでも、成田閉鎖の情報が流れ、私は既に欠席扱いになっているような感じだった。後で聞いたが、そんなにすごい台風だったようだ。直接体験してないからわからなかったが。となると、今度は家に残してきたロードスター(オープンカー)が雨漏りしてないかどうかが気になってきた。



そんなわけで、甲府まで行き、各駅停車に乗り換え、なんとか韮崎に到着。綱渡りのような感じで「うひょひょの集い」に参加することができたわけであるが、「うひょひょの集い」はまた別の話。。。。


機長にメールを送る。


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