アルバム「黒斑山(くろふやま)2414m」長野県小諸市 | 解説 | 1 | 2 | 3 | 4 | 1999(H11).03.18(木)
黒斑山(くろふやま)2414mは浅間山の第一外輪山である。 小諸から浅間サンラインを経て「遠山の日の当りたる枯野かな」: 高浜虚子等の歌碑が立ち並ぶチェリーパークラインを 上り詰めると登山口の車坂峠(くるまざかとうげ)1968mにつく。 車は峠にあるASAMA2000parkスキー場の無料駐車場に置き、登山口に向かう。 登山届を書き、案内板でコースの確認をしてから歩き始める。

登山者の皆さんへ
浅間山は現在、火口から半径4キロメートル以内の 立入りを禁止していますが、 車坂峠から槍ケ鞘(やりがさや)、トーミの頭(かしら)を経て、黒斑山に至る登山 コースと、火山館コースについては 立入りを認めます。(各コースの往復のみ) このコースには有線放送と避難ごうを設置して登山者の安全をはかって います。登山中に異常(噴煙が急に多くなった、地なり、地震、鳴動等を 感じたとき)は避難ごうへ避難するか至急下山して下さい。 楽しい山の一日を過ごすために是非協力をお願いします。 :長野県小諸市長・小諸警察署長

昆虫及び植物の保護と採集禁止
自然を愛する皆さん、ここは国立公園内につき小諸市他六市町村教育委員会 は高山蝶はじめ、その他の昆虫及び植物の保護に務め、捕獲採集を禁止します。 ご理解ご協力下さい。 :小諸市、軽井沢町、御代田町、東部町、真田町、長野原町、嬬恋村教育委員会

カラマツ林のゆるやかな道を20分ほど行くと最初のピーク車坂山である。 振り返ると高峰山や篭ノ登山が見える。車坂山を下ったところで12本爪 アイゼンを着ける。登り返しから 雪のまったくない溶岩のガレ場を過ぎるとやや平坦地でケルンが積まれ、 北アルプスの展望が得られる場所に出た。 やがて左右の展望が良い尾根道となった。左が北アルプスで右が八ヶ岳だろうか、 後方の四阿山が印象的である。 この辺からツガやシラビソの林そしてシャクナゲの木が多い。
目の前に初めて縦縞摸様の浅間山が姿を現すがこの辺が槍ケ鞘(やりがさや) というところである。スピーカーがあり、かまぼこ型の 避難ごうが2棟あったので覗いてみた。ここから少し登ったところが赤ゾレの頭 で浅間山の全貌が見える。しばし見とれる。

避難ごう
この施設は、浅間山の爆発・噴火のとき等に使用して下さい。
雷について
この施設は、金属導体で囲まれています。電撃に対しては、内部に居る限り 安全です。雷が遠ざかるまで外へ出ないで下さい。また手足を建物から 出さないようにして下さい。雷は大粒の雨が降り出す頃が危険です。 :小諸市長
「注意」内部のゴムは安全のため張ってありますので絶対にはがさないで 下さい。:小諸市役所

赤ゾレの頭から下りになる。下ったところがトーミの口、 ここからトーミの頭への登りとなる。 稜線の左は樹林帯で、右は足元から切れ落ちた断崖で、注意が必要である。 ゴロゴロした溶岩のトーミの頭である。ここからの展望がまた良い。 トーミの頭から稜線上の道をひと登りで黒斑山山頂である。 テレビカメラや手動サイレンがあった。珍しいので読んでみた。

登山者の皆様へ:小諸市・小諸警察署
1.浅間山は現在、火口から半径4キロメートル以内の立入禁止ですが 次のコースのみ認められております。
「車坂峠←→トーミの頭←→黒斑山」 コース以外には立ち入らないこと
2.臨時火山情報・並びに異常現象の時にはサイレン・放送が鳴り ますので避難ごう(槍ケ鞘に設置)または車坂峠方面へ 避難して下さい。
3.また噴火等異常現象を発見したときには、このサイレンで 他の登山者に知らせて下さい。
4.下山した際はお手数でも登山者カード提出所へ 下山した旨を報告すると共に山の情報を お知らせ下さい。

この設備は、浅間山およびその周辺を観望するテレビカメラです。映像は 、浅間連峰自然観察センターおよび小諸市役所で放映されています。
注意:カミナリが近づきましたら、ただちにこの避雷針から5メートル以上 はなれて下さい。落雷した場合危険です。:小諸市

山頂からの浅間山は、写真におさまりきれないほど近く大きく、 黒い山肌に雪の縦線が幾状も流れており、 黒と白の縦縞模様が美しい。 先日(3/13)鼻曲山から見た浅間は、全山真っ白だったので南と北 ではずいぶん雪融けは違うようである。 富士も見える。 この景色は何処かで見た記憶はあるが思い出せない。足元には針葉樹の 湯の平高原が広がり、黒斑山から続く外輪山の稜線がこれを取り巻くように続いて いる。 左から蛇骨岳(じゃこつ)、仙人岳、Jバンド、浅間山2560m、前掛山、 剣ガ峰2410mである。
山頂からの展望は浅間山方面だけで反対側は樹林に覆われ見ることはできない。 展望はトーミの頭、赤ゾレの頭のほうが良い。 食事をしながら、先行した群馬から来たという単独者と話す。しばし展望を 楽しんだのち、来た道を戻る。本日快晴気温も上がり、雪はだいぶ腐っていた。 人にもすすめたい展望抜群の山であった。

下山後、黒斑という山名について私はこう思った。斑は「まだら」と読むことから、 浅間山の黒い山肌に雪の縦線の黒と白の縦縞模様がこの山から良く見えることからついた名前 ではないかと。

駐車場
TAKAMINE ASAMA2000parkスキー場の無料駐車場が利用できる。
車坂峠から先は除雪されておらず通行止。群馬県嬬恋村には抜けられない。

松本6:00→254→152→18→浅間サンライン→チェリーパークライン →8:30車坂峠9:00→9:20車坂山9:30→10:30槍ケ鞘→トーミの口→10:45トーミの頭 →11:05黒斑山11:50→13:00車坂峠


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