燕岳
つばくろだけ 2763m長野県穂高町〔1/25000地図〕槍ケ岳〔三角点〕二等〔点名〕燕岳
合戦沢の頭 2488m〔三角点〕三等〔点名〕濁沢
20060715(土) 今日の画像はこちら 快晴20051102

高山植物が咲き始めた、見ごろをむかえた、との情報があちこちの山からある。燕山荘のホームページを みると、コマクサが咲き始めた、と書かれていた。燕岳はコマクサの群生地があることでも有名である。 見に行きたいとの気持ちはある。ツユの時期でもあり、お天気だけが気にかかっていた。そんな中、学校登山第一陣の中学生が 13日、雨の中を登った、との記事が新聞に載った。13日というと、俺も小遠見山で雨に打たれていた日である。 あの雨の中を、たいした装備もしていない子供達(たいていはズック靴にビニールのペラペラ合羽)が、燕岳に登ったではないか。 別に中学生とはり合うわけではないが、晴れを待っていたのでは行く日はない、よし俺も出かけるぞーっ!。 そこでお天気確認、 予報によれば(最もふもとの天気予報だが)、この三連休では一番良い日で、晴れ間ものぞくとのことである。 山の天気は別もんだが、晴れたら儲けもん、と、コマクサを見に日帰りで出かけることとした。のである。 さすがに人気の山、しかも三連休の初日、駐車場はほぼ満車であった。前日から山に入っている人、駐車場で車中泊、 テン泊の人など、ほとんどは県外ナンバーである。

【道順・駐車場】
松本市〜安曇野市(旧穂高町)、中房温泉方面への道標から林道を行き、町営の登山者用駐車場(無料)まで。
【コースと時間】
町営中房第一駐車場4:40→4:55登山口→5:25第1ベンチ→5:55第2ベンチ→6:25第3ベンチ→6:55富士見ベンチ →7:25合戦小屋7:35→合戦沢の頭→8:35燕山荘前稜線8:50→9:20合戦沢の頭9:30→9:45合戦小屋 →10:55第2ベンチ→11:10第1ベンチ→11:35登山口→11:45駐車場

半そでシャツ一枚で歩き出す。早朝だが、それでも寒くはない気温である。 登山口が前回とは変わっていた。 石祠と日帰りの入浴施設が新設されていた。 時間も早いので、歩いている人はまだ少ない。自分の前後に人はいない。 ここまで霧も雨もなく、富士見ベンチからは富士山も見えた。関東方面は天気が良いのだろう。 合戦小屋の手前で、下ってくる最初の人に出会う。「上はどうでした」、「コマクサは満開だが、 展望は全然だった」とのこと。 スイカの風船の下がる、合戦小屋に着く。数人の人が休んでいたが、下山していく人達だった。 ここからは霧の中に突入する。上に行くに従い、霧は濃霧となり、小雨状態になるはずである。ここで長袖シャツと合羽上下を着る。 レンズが濡れないうちにと、登山道で出合った花を撮りながら登る。数種類の高山の花に出会うも、小雨状態の中では 写真もままならず。デジカメを濡らさないようにと、スーパーのビニール袋に入れていたが、何回も取り出しているうちに、 袋の中も水に濡れ、効果なし。この後の写真は、曇りレンズと水滴つきのピンボケ写真となってしまった。 燕山荘の下、稜線手前に残雪があって、これを抜けると稜線である。テント場にテントが一張り。 それと同時に暴風雨状態となる。13日にテスト済、防水が失われた合羽で、すでにシャツもズボンも濡れ状態である。 当然だが、 ここまでには無かった寒さも感じる。すぐ上の燕山荘でさえ、ボヤーっと見える程度である。

かといって、宿泊予定も無いのに燕山荘で雨宿りか、ひさしを借りる、なんてことの出来ない、性格である。 せっかく来たんだ、4時間もかけて。せめてコマクサは見ておこう。 山荘には寄らず、コマクサの咲いている場所まで、と稜線を行く。もう、山頂に行こう、なんて気は全然ない。 とにかく一輪でもコマクサを見たらUターンするつもりである。暴風雨状態の稜線上に長くいることは出来ない。 登山道脇の一株のピンボケ写真を撮って、そくUターンする。山荘の下あたりに咲く数種類の花、これもピンボケ写真を撮る。 合戦沢の頭まで下ったところで、山頂で景色、いや花を見ながら食べるつもりだった、オニギリやあんころ団子を片付ける。 三連休の初日、登ってくる人は大勢、下山時に出合った人は300人以上か。テント装備の学生や休日利用の若い人が多い。 勤めなどで休日にしか山に行けない人のためにも、土日の天気は良いといいのだが、と思うこの頃である。 下っている際に気づいたことだが、皆さん全員が合羽を着ていた。自分は、合戦小屋までは雨に濡れなかったので 聞くと、下でも雨が降ったとのことだった。 明日は天気だといいのだが、 せめて降らないことを願うものである。 食べている人達はいたが、こんな天気では合戦小屋のスイカも今ひとつ売れ行きは悪いだろう。 自分にしては珍しい、二回連続の雨降り登山となった。 ふもとの安曇野は青空が広がり、この日もバカ暑となっていた。

【温泉】
穂高町 山のたこ平 \400


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