御嶽山 | おんたけさん | 3063m | 長野県大滝村 | 〔1/25000地図〕御嶽高原・御嶽山 | 〔三角点〕一等 |
| 三笠山 | みかさやま | 2256m |
| 20051019 | (水) | 晴れ | 画像はこちらと こちら |
【道順・駐車場】
松本、国道19号線、木曽福島町「御嶽山」の道標から県道256号線(御岳大滝黒沢線)、田の原駐車場(無料)まで。
トイレあり。松本から98k。
車で走っても、田の原駐車場までは遠いと感じる行程である。それを昔の人達は歩いて御嶽参りに
来たのである。想像するだに「すごい」と思う。今、東京から歩いて登る人はいるのだろうか。
いたら、拍手を贈りたい。
【コースと時間】
田の原駐車場7:40→8:05大江権現→8:20あかっぱげ→8:35金剛童子8:40→8:50八合目石室→9:10富士見石→
9:35一口水→9:55九合目石室→10:15大滝分岐(三石像)→10:45奥の院→王滝分岐(三石像)10:55→
11:05王滝頂上(御嶽神社頂上奥社本宮)2936m→11:35剣ケ峰12:35→12:50奥宮→13:05九合目石室→13:35八合目石室→
13:50あかっぱげ→14:00大江権現→14:14田の原→14:20三笠山登山口→14:40三笠山14:50→15:05田の原駐車場
快晴とはいえ、高山である。朝はやはり寒い。一枚着込んで歩き出す。が、すぐに脱ぐことになる。 平坦道を行くと大江権現がある。祭神はイザナミノミコト。 明治9年頃までは、これより上は女人禁制だったとのことである。 ここから土留め階段と岩の急坂となる。 白装束の一人が駆け下ってきた。 金剛童子で一休み。祭神はイザナギノミコト。 昭和30年頃までは、ここからワラジを新しい ものに履き替えて登山した、とのこと。 振り返ると、雲海から頭を出した南ア、中央ア、恵那山が見える。 前後に人影見えず。 八合目の石室を過ぎたところで、山頂にガスがかかった。「ウン、今回もダメか」。だが、すぐに消えた。 富士山が見える場所か「富士見石」、だが今日は見えず。九合目に「一口水」、したたる程度である。水場としては、あてにしない 方が良いだろう。上にある山小屋から連想して、味見をする気にもならない。一人が追い越していった。 九合目石室から左に分岐する道がある。道標は「←奥の院近道」とある。ここまで急坂、二時間強。 左折して、奥の院に向う。 傾斜のゆるい左山腹の道になったが、歩みは遅くなる。 四体の石像の立つところに、山小屋のある王滝頂上への分岐がある。
更に時計回りに左山腹を行く。丁度、御岳山の噴火口の淵を回っている感じである。正面に恵那山が見える。 「月の門」の石柱があった。右上、ドーナツ状の岩の重なりにつけられた名前のようだ。 そして鳥居と社のある奥の院。 御嶽山、爆裂火口淵の荒荒しい岩が連なる。草木一本もない場所である。顔を上げると剣ケ峰(御岳山頂)は正面に。 剣ケ峰山頂に数人、人がいるようだ。岩につかまり、恐る恐る噴気口を のぞくと、噴気が上がっているのが見える。御嶽山は生きている、今も活火山であることが実感できる。 手がかり、足がかりはあるので、 一番高い岩峰に登れそう、と向ったが、すぐに止めた。 奥の院からは雲海に浮かぶ白山。そして断然目を引くのは、継母岳2867mである。一般的な登山道はないようだ。が、 いつまでも頭に残る、気になる山の一つになった。 ここから先への道はない。戻って、 石像分岐から王滝頂上(御岳神社奥宮)へ向う。 今度は右山腹の道となる。こちらの道にも、ドーナツ状の岩が見えた。 さっきが「月」だったので、おそらく「日」だろう、と思っていたら、あはは的中、「日の門」の石柱があった。
この辺りは草紅葉とクロマメの実が多い。 前方から来る三人グループに出合う。甘いからと、グループからクロマメノキの実をすすめられる。下山途中とのことだった。 ブルーベリーの実と似た味で、確かに甘かった。岩にへばりついて生えている高山植物を、踏みつけてまで採ることはない。 採るのは、手の届く範囲にしておくように。 王滝頂上の奥宮にお参りして、剣ケ峰に向う。 王滝頂上にある数軒の山小屋はすべて閉鎖されていた。 ニの池分岐のところに、前回は無かった新しい石像と「電動ドリルの刃」のモニュメントが立てられていた。 頂上小屋から82段の石段を登ると剣ケ峰である。 一等三角点と展望指示盤。社務所や石像。先着5人ほど。後からホツポツ登ってくるが、10人を上回ることはなかった。 三度目にして、初めて快晴に恵まれ、360度の大展望 が得られた。雲海に浮かぶ白山、乗鞍、槍、穂高、常念、 八ケ岳、南アルプス、富士山、恵那山など。グリーンのニの池、これも初めて目にする。何でも日本最高所にある池らしい。 一の池は、山頂下にあって、これは水は無い。丁度大皿のような感じ。山頂からぐるりと一周、お鉢巡りが出来るようだが 、今回も省略とする。
3000mの高山だが、風も無く暖かい。一時間を山頂で過ごし、下山。 王滝頂上まで下ってきたところで、御嶽山もガスに覆われた。 王滝と神社名が今一つ分からなかった。 帰りに確認、王滝頂上(数軒の山小屋がある場所)=「御嶽神社頂上奥社本宮」が正式な神社名である。 つまり、登山口の「田の原駐車場」から見えているのが王滝頂上なのである。剣ケ峰は田の原からは見えない。 この王滝では、下りの時にガスっていると方向を勘違いしやすい場所である。山小屋のところで、 反対側に行ってしまい、知らず知らずにニの池方面に下っているのである。過去二回とも、ニの池方面に向ってしまい、 引き返したことがある。 今は、道標がつけられていた。駐車場に着いたところで、御嶽山の小さな突起「三笠山」に行ってみることとした。 コケのついた岩道を行く。途中にいくつもの社と鐘、仏像、石仏、石碑が建てられている。 山頂には三笠山神社がある。場所からして、御嶽山の好展望地かと思っていたが、木々の間から望める程度だった。 二つの小さな池の先が一番高そうなので、笹を漕いで行ってみる。 地形図では三角点があるはずだが、付近を探してみたが見つからなかった。