荒砥城跡
あらとじょうせき 600m長野県上山田町(現千曲市)〔1/25000地図〕坂城
20040527(木)晴れ

国道18号線を走っていると、上山田温泉の小高い山の上に、温泉の看板・お寺と櫓が見えるが、その櫓が 荒砥城跡である。案内によれば武田、上杉の攻防の舞台ともなった城である。 城山公園として整備され、城跡も復元されて観光パンフレットでも紹介されている。

【道順】
国道8号線、千曲市「戸倉上山田温泉入口」の信号から万葉橋で千曲川を渡る。 渡った右に、上山田文化会館がある。駐車場は橋を渡った最初の信号を左折して、すぐに 左折したところにある。 大峯山から下りてきて上山田温泉に入るつもりで、すでに着替えていた。だが、時間も早い。 ここから見える荒砥城跡ならすぐ近い。入浴前に立ち寄ってみることとした。 なお、荒砥城跡の手前まで車道があり、見学者用の駐車場もある。
【駐車場】
上山田文化会館の駐車場。
【コースと時間】
上山田文化会館10:35→波閇科神社裏参道登口→稲荷社→車道→荒砥城跡→→澳津神社、善光寺大本願別院→波閇科神社 →着

文化会館駐車場から町内を真っ直ぐに山に向かうと、城山通りに出る。「城山入口」の信号を 山側へ。城跡に向かう車道の入口に朽ちかけた鳥居があって「波閇科神社裏参道登口」 の標柱が立っていた。 波閇科、これ読めますか。荒砥城跡料金所の人に聞きました「はべしな」とのこと。何でも格の高い神社とのこと 。 これを登れば車道を歩かずにすみそうだ。 だが、道は歩かれているようには見えない。 通りかかった人に聞いたが、そのような神社は知らない、登口とあるからあるんでしょう、とのこと。 砂礫のジグザグ急坂である。倒れたトタンの看板もそのまま。 ここなら手ぶらで良かろう、と大峯山から下りてきて着替えたが、靴だけは登山靴に 履き替えていた。

登山靴でもなければ登れないようなザクザク道。この砂礫を生み出す岩は、 掴むと簡単に剥がれ、粉粉になるもろい岩である。 登りついたところに稲荷社があった。 安永の石灯籠。稲荷社から上へ。 下から広い道が合流。左山腹道。広い遊歩道をS字に。 前方に赤い建物いや鳥居か。閉鎖されたロープウェイ駅だった。建物の壁を鳥居形に塗ってあった。 そして車道にでた。善光寺大本願別院。麓から見える大きな建物はこれ。 歴史館、荒砥城跡案内板などがある。 車道を左に。この車道は聖高原から松本方面に続く道。 途中「城山史跡公園入口」の案内から右折。 案内図のある駐車場がある。 入場料300円。復元された荒砥城跡を見学する。 復元された兵舎に、荒砥城跡の歴史を解説するビデオ映像がある。 はて、ここまでの行程に波閇科神社がなかった。

城跡で興味を持ったのは、城跡から搦め手に当る 尾根伝いに更に城跡があるということ。案内では荒砥小城跡、若宮入山城跡、さらのもう一つ上に証城跡があったようだ。 そこに至る道があるかどうか、である。城跡から見ると柵の裏手に神社の屋根のようなものが見える ではないか。入場券売り場の手前で道が分岐しているので、帰りにここから左に入ってみた。 道があり、しかも道脇に立つ柱に、何軒も商店の看板が取り付けられている。この道を通る人への宣伝の看板であろう。 ということは以前、この先に人を訪ねさせる何かがあったはずだ。と期待しつつ進む。 城から見えていたお寺?の屋根が見えた。 道は分岐する。お寺?は石垣の上にある。そこに行くために、右に行くと城跡の柵のところに出た。 つまり城跡からは柵があるため直接は来れないのである。 菅原天満宮のお堂があった。中は空で、御神体は歴史館に移転したとの張り紙があった。

文字が薄れた三天信仰の由来の看板、大黒天、毘沙門天、弁財天などが祭られていたようである。 城跡ができるまえ、ロープウェイが運行されていた、あるいは上山田温泉の最盛期にはこのお堂を参拝する 人も多く、その参道だったようである。柱につけられた商店の看板もうなずける。 御神体は移転し、観光パンフレットにも載っていない、城跡からは来れないので 訪れる人は先ずいないであろう。 さて、菅原天満宮の下の分岐から左、登りの道はどこまで続くのだろうか。最上部の証城跡まで行けるの だろうか。多いに関心があった。だが、今日はここまで。下山にかかる。善光寺大本願別院を見学して、 稲荷社に下る。探していた波閇科神社は稲荷社の近くにあった。登りでは気づかなかったが、下りでは 屋根が見えた。 神社に下り、表参道を下って車道に出る。

【温泉】
上山田町(現千曲市) 戸倉上山田温泉 公衆浴場「万葉超音波温泉」 \300 駐車場あり。
昨日、今日と上山田温泉の公衆浴場に入った。長野県内では有名な温泉だが入るのは初めてである。 温泉街の共同浴場には駐車場はないものと思い、 文化会館の駐車場から自転車で入りに行ったが、意外にも二軒とも駐車場があった。 温泉街というと狭い地域にひしめきあって旅館が立ち並び「車を止めるに困るから」 との先入観から上山田温泉には今まで車で入ったことはなかった。共同浴場に駐車場があるなんて、 知らない人も多いのではなかろうか。
【宿泊地】
信州新町 道の駅「信州新町」


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